DIARY

パラダイス銀河

#084

 

窓の外から少しずつ沈んでいく一日が見える。明るい町に繰り出そうと思って、明るい町に繰り出したら何が起こるだろうかをベッドの上で考えて、夢の中で、陽に照らされた明るい通りを歩いて、今日はもう終わるところまで来ている。理想の日々は今日を通り過ぎる。具体的にならない充実した生活はどこか未来に落ちているか。あらゆる物事の変化の形容を時間と呼んだのは一体誰だったか。