DIARY

パラダイス銀河

#036

マリファナで少しハイになっているので書ける。書けるぞ。音楽はジョニーグルフィンのOlive Refractionsを大音量でかけている。音楽を聴いていても楽器一つ一つが独立して聞こえてきたり、ただのハンバーガーがめちゃうまく感じたり、セックスが異常に気持ち良かったりと、なかなか。あ、ジョンコルトレーンのMoment’s Noticeに曲が変わった。出だしがいい。モードジャズの真骨頂とはこのこと。疾走感がいいですね。ロスのジャンクションを運転している時コルトレーンをかけていると直線が多いのでリミットをすぐ超えてしまう。

ぼくはいつでも死ねるのに生きているね。全てが言葉だとなって何もかも宙に浮いてそれもどうでもよくなっているので、意外とすんなり未来やりたいことなど考えられている。貨物列車の音が聞こえてきた。来年からはまたニューヨークに移ります。今からアパート探さないと、昔住んでたお気に入りのところがブルックリンの少し北にあるんだけど改装工事中らしいので諦めた。リトルイタリーの近くに激安で一つ空いてたけど胡散臭すぎてやめた。つき1200ドルとはちと高いがまあ相場があれなので仕方ない。そういえばマリファナはカリフォルニア以外ではまだまだ違法な州があるので気をつけて。

 
来月末から仕事でまたロンドンへいきます。ロンドンの皆さんはよろしく。サンクスギビングの前にはパリにもどります。アメリカに帰るのは年が明けてからですね。今年の末は帰れないので東京の皆さんは来年夏にお会いしましょう。それではぼくは映画を見てきます。