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DIARY

パラダイス銀河

#003

余命宣告をされたとして、死刑執行を待っているとして、僕はこの生を再評価するだろうか。それは、事実ではなく、起こりうる未来として。これからの出来事に対しての現在。僕にとって目の前に横たわる現実は、未来への伏線にすぎないということ。今この瞬間を生きるということは存在そのものの不可解さを直視するか、さもなくば自暴自棄になることなのだ。創造、例えばアートなんて、それは黙っていられないから吐き出してしまうマスターベーション。落ち着かせたり、孤独を紛らわせたり。この瞬間、というものに対する方向という点でのみ芸術活動は僕にとって価値がある。時間軸のずっと先の方に、僕たちの人生のスタート地点が見える。僕はこの一生を使って、人生を始めるための準備をしている。ないがしろにされる現在。この消費が関わっているのはふわふわした妄想への忠実性であって、本質的な、少なくとも僕にとってそう見えるものとは程遠いところにある。

環境と気持ちのいい感情がないと、全てが澱んで見えてくる。僕はどうぶつ。気持ちが良くないと、生活がうまくいっていないと、自分勝手に薄っぺらいエゴを振り回しては陶酔を繰り返す。酔ってるふり。ぜんぜん楽しくない。